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介護事務 就職・転職
資格を取得するというのは、小さい頃からの夢であったり、将来の人生設計の一環であったり、とそれぞれに様々な理由や思惑があっての発想であると思います。
その中でもとりわけ、就職や転職といったものが特に大きな動機となることでしょう。それでは、現実に介護事務の資格取得を果たしたと仮定しての就職・転職について見てまいります。
高齢化社会の加速度に伴う介護分野の広がりで、介護事務としての就職・転職先には色んな現場がございます。
①訪問介護が困難であると判断された要介護者が日常生活を送るために入所する特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)では、利用者のお世話が常時可能な体制を整えるため、基本的に24時間運営をする必要があり、それに対応する手段として早番・遅番・当直などのシフト勤務
制が採られています。
この介護スタッフのみならず施設利用者への対応も含めたシフト勤務の組み立てや勤務表の作成、また、利用する方々への日常生活に対する介助・支援、日々の健康管理チェックなどを介護スタッフが行う際の施設介護サービス計画書や利用者に向けたリハビリテーション計画書の作成は介護事務の業務ですので、非常に重要なポジションであるといえます。
②入院された高齢者の方が、病状は安定しているが退院後直ちに日常生活を送るには少々難が認められると判断された場合、自宅への復帰を目的としたリハビリを行うため、原則3ヶ月を上限として入所できる介護老人保健施設では、このリハビリテーション計画書を作成することが介護事務の大きな役割になっています。
③上記の②のように病状は安定してきているが、今後も長期の療養が必要と判断された要介護者が入所する介護療養型医療施設ではその名の通り、医療としての管理も含まれますが介護的な管理(身辺介護・生活介護)に重点が置かれており、介護報酬が発生するために介護事務が必要な現場といえます。
④自宅での介護サービスを必要とする利用者に対して行う訪問介護では、サービス内容によって変わる様々な介護報酬の算定や、そのサービス内容をあらかじめ決められた費用内で行うケアプランの作成などに介護保険制度の知識が必要なこともあり、介護事務が深く関わらなければいけない業務のひとつになっています。
⑤介護保険法が定めた要介護者や要支援者に該当する利用者が日常生活を送る上で欠かせない介護サービスを提供する通所介護(デイサービスセンター)では、食事・入浴・リハビリ・送迎などのケアプラン作成とこれらのサービスに対する相談窓口といった業務において、介護保険法を熟知した介護事務は必要不可欠であるといえます。
他にも認知症高齢者グループホームやユニットケアサービスといった介護の現場でも介護事務の力が求められています。介護分野の多様化が進むにつれて人材不足問題が浮き彫りになるという現実は視点を変えれば就職・転職についての需要が高まるということであり、また少なくとも介護事務の資格が有益となる時代がそこまで来ていると言えるかもしれません。

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